フィールドワーク
もっぱら淡水魚のデータ解析をしている私ですが、百聞は一見にしかず、実物をみて初めてわかることもあるだろうということで、東京近くのフィールドに出かけ丸一日魚獲りに勤しみました。
共同研究の先生と現地のフィールドワーカーの方に案内していただき、慣れない胴長を身につけ魚を追ったのですが、これが実に難しい。石を持ち上げたり、水に沈んだ草に足を突っ込んだりして驚いた魚が網に入るという単純な原理なのですが、川で魚を採集した経験が皆無に等しいので、どこに魚がいるのか見当がつかないんですね。自分ではほとんど採集できなかったのですが(笑)、一見同じような川であっても実は様々な個性(環境)があり、そうした個性に合わせて淡水魚が住み分けをしていることを実感できました。
本当に貴重な経験をすることができ、感謝です。
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